低用量ピルに関して、以下のようなお悩みを抱えている方もいらっしゃるかと思います。
悩むのも当然で、低用量ピルは大きく5種類に分類されます。
その中でもさらに細分化され、それぞれのピルは特徴や期待される効果、値段などが異なります。
あなたに合った低用量ピルを選ぶには、それぞれの特徴を理解することが不可欠です。
この記事では、低用量ピルの種類やそれぞれの違い、特徴などについて、プライベートクリニック高田馬場院長である鏡原が解説していきます。
順天堂大学医学部卒業。国立病院機構東京医療センターでの研修を経て、大手美容外科に勤務。2017年9月に『プライベートクリニック 高田馬場』を開院。
なお、低用量ピルの値段について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
低用量ピルは、以下のような方におすすめのお薬です。
この記事を読むことで、上記のような方がご自身に合ったお薬を見つけられるアシストとなればと思います。
より確実に、早く自分に合ったお薬を見つけたいという方には、オンライン診療がおすすめです。
お気軽に当院のオンライン診療をご利用ください。
当院で扱うピルは全て自由診療であり保険適用外です。
副作用について
吐き気、不正出血、頭痛、下腹部痛など
スマホによるテレビ電話または音声通話で診察を受けていただき、お薬はご指定の場所までお送りします。
「バレずに早く治療したい」「予防的にお薬が欲しい」「忙しくてクリニックに行く暇がない」という方はご自宅から受診可能なオンライン診療をぜひご利用ください。
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目次
低用量ピルの種類を詳しく見る前に、分類方法について見ていきましょう。
具体的には、低用量ピルは以下の2軸で分類することが可能です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ピルにはエストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンが含まれています。
このうち、プロゲステロンの含有の割合によってピルは1相性と3相性に分類されます。
1相性は全ての期間でプロゲステロンの含有量が同じで、3相性は段階的に量が増えていきます。
1相性は生理から生理までの期間をコントロールすることに優れており、後述の超低用量ピルは生理周期を最大4ヶ月に1度まで延長することができます。
また、自然な生理周期では徐々にプロゲステロンが経てくるので、3相性の方が自然なホルモン動態に近く、不正出血が起きにくいと言われています。
ピルに使用されるプロゲステロンは4種類あり、開発された順番に第1〜第4世代と呼ばれています。
上記のようにピルは1相性と3相性、第1〜第4世代の2軸で分類できます。
それぞれピルによって得意不得意があるので、ご自身の目的に合わせて選ぶことが大切です。
また、合う合わないの個人差・相性もあるため、まずは気になったものを使用してみて他のも試して自分にとっての最良のピルを見つけていくという観点を持っていただくことも大切です。
ピルは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)と呼ばれる2つの女性ホルモンが配合されている薬です。
エストロゲンが含まれる量によって中用量ピル、低用量ピル、超低用量ピルに分類されます。
それぞれの違いは以下の通りです。
上記の通り、低用量ピルは月経困難症の緩和や避妊を目的としたピルとして選ばれます。
その中でも、使用されている黄体ホルモン別に大きく以下の5種類に分けられます。
「低用量ピルの種類が多くて選べない」と思った方もいるかもしれません。
ですが、服用の目的に合わせて適したものを医師が処方するので、お気軽にご相談ください。
ここでは、黄体ホルモンの種類によって特徴や効果に違いがある世代の分類について、該当する薬品名と合わせて詳しく見ていきましょう。
第一世代ピルは、一番最初に製造承認されたピルで、ノルエチステロンと呼ばれる黄体ホルモンを使用しています。
出血量が減りやすく月経困難症のコントロールにも優れていることが特徴です。
項目 | 説明 |
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代表的なピル |
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特徴 |
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デメリット・副作用 |
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保険適応 |
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生理痛が重い方で保険適応でピルを使用したい方におすすめです。
第二世代のピルは、レボノルゲストレルと呼ばれる黄体ホルモンを使用しています。
不正出血が起こりにくく、安定した周期を作りやすいことが特徴です。
項目 | 説明 |
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代表的なピル |
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メリット・効果 |
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デメリット・副作用 |
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保険適応 | × |
生理痛が重く避妊目的で使用されたい方におすすめです。
第三世代のピルは、デソゲストレルと呼ばれる黄体ホルモンを使用しています。
男性ホルモン(アンドロゲン)の作用抑制効果が高く、ニキビ治療や多毛症の改善に期待が持てることが特徴です。
項目 | 説明 |
---|---|
代表的なピル |
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メリット・効果 |
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デメリット・副作用 |
|
保険適応 | × |
ニキビ肌荒れが気になる、避妊目的で使用されたい方におすすめです。
第四世代のピルは、「超低用量ピル」とも呼ばれています。
ドロスピレノンと呼ばれる黄体ホルモンを使用しており、超低用量化されているので副作用が起こりにくいことが特徴です。
ニキビやむくみが少なく、月経困難症や子宮内膜症の治療薬として使用されています。
項目 | 説明 |
---|---|
代表的なピル |
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メリット・効果 |
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デメリット・副作用 |
|
保険適応 | 月経困難症の方は保険適応あり |
PMSの症状が強い方、出来るだけ生理が来て欲しくない方におすすめです。
低用量ピル/超低用量ピルは、エストロゲン=卵胞ホルモンとプロゲステロン=⻩体ホルモンが含まれています。
それに対し、ミニピルはプロゲステロンのみなので、エストロゲンによる副作用がありません。
また大きな違いとして、以下のような飲み方(服用方法)の違いがあります。
さらに、低用量ピルは毎日1錠ずつほぼ一定の時間に服用すれば問題ありませんが、ミニピルの場合は毎日決まった時間に服用する必要があります。
項目 | 説明 |
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代表的なピル |
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メリット・効果 |
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デメリット・副作用 |
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保険適応 | 月経困難症の方は保険適応あり |
ミニピルは、以下のように低用量ピル・超低用量ピルが使用できない方におすすめです。
実際どのお薬が合っているか人によって異なる場合もあります。
どのお薬が合っているかは、クリニックで受診することをおすすめします。
\自分に合った低用量ピルを選ぼう/
プライベートクリニックの低用量ピルを見てみるプライベートクリニックでは、以下の低用量ピル・超低用量ピル・ミニピルを扱っています。
当院では、症状や悩み・体質に合わせたピルを処方しておりますので、お気軽にご相談ください。
次に各ピルの特徴を見ていきましょう。
トリキュラーは、第二世代のレボノルゲストレルという黄体ホルモンを使用したお薬です。
項目 | 説明 |
---|---|
メーカー | バイエル薬品株式会社 |
効果 | 避妊、生理痛/PMSの改善 |
メリット | 副作用が少ない、不正出血少ない |
デメリット・副作用 | まれに使用開始直後に軽い吐き気 |
保険適応 | × |
併用に注意が必要なもの | セントジョーンズワート(サプリメント) |
ホルモンの配合量が異なる3種類の薬が入っている3相性と呼ばれています。
第一世代よりも副作用が軽減されているのが特徴です。
また、ホルモンの配合量が3段階に分かれているので、自然なホルモンバランスに近く、より高い避妊効果が期待できるでしょう。
女性ホルモンのバランスが整うことで、PMS(月経前症候群)の改善にも効果があります。
ただし、他の低用量ピルと同様に頭痛や悪心、吐き気、血栓症などの症状が見られることがあります。
ラベルフィーユはトリキュラーの後発品(ジェネリック医薬品)です。
同様の効果でコストを抑えて使用することが可能です。
項目 | 説明 |
---|---|
メーカー | 富士製薬工業株式会社 |
効果 | 避妊、生理痛/PMSの改善 |
メリット | 副作用が少ない、不正出血少ない |
デメリット・副作用 | まれに使用開始直後に軽い吐き気 |
保険適応 | × |
併用に注意が必要なもの | セントジョーンズワート(サプリメント) |
マーベロンは、第三世代のデソゲストレルと呼ばれる黄体ホルモンを使用したお薬です。
21錠全てに含まれるホルモンの配合量が同じで、1相性に分類されます。
項目 | 説明 |
---|---|
メーカー | オルガノン株式会社 |
効果 |
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メリット | 生理日時の調整がしやすい |
デメリット・副作用 | 3相性に比べると不正出血が少しだけ多い |
保険適応 | × |
併用に注意が必要なもの | セントジョーンズワート(サプリメント) |
トリキュラー/ラベルフィーユとは異なり、ホルモンの成分が一定になります。
そのため、生理日時のコントロールがしやすいことが特徴です。
また、子宮内膜症や月経困難症など月経トラブルの解決だけでなく、ニキビに対しても効果が実感できると言われています。
ファボワールはマーベロンの後発品(ジェネリック)です。
同様の効果でコストを抑えて使用することが可能です。
項目 | 説明 |
---|---|
メーカー | 富士製薬工業株式会社 |
効果 |
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メリット | 生理日時の調整がしやすい |
デメリット・副作用 | 3相性に比べると不正出血が少しだけ多い |
保険適応 | × |
併用に注意が必要なもの | セントジョーンズワート(サプリメント) |
マーベロンと同様に高い避妊効果とPMSの改善、ニキビの改善効果などが期待できます。
比較的副作用の少ないピルと言われていますが、頭痛や吐き気、血栓症など、他のピルと同様の副作用が起こる可能性があります。
\自分に合った低用量ピルを選ぼう/
プライベートクリニックの低用量ピルを見てみる超低用量ピルは、月経困難症や子宮内膜症の治療を目的として使われることが一般的です。
月経困難症とは、月経痛がひどかったり、吐き気や頭痛、食欲不振やイライラなどの症状が出たりするものをいいます。
配合されているホルモン量が少ないため、吐き気や下痢、頭痛などの副作用が出にくいことが特徴です。
項目 | 説明 |
---|---|
メーカー | バイエル薬品株式会社 |
効果 | 生理回数を減らせる、PMS改善に最も効果がある |
メリット | 副作用が少ない |
デメリット・副作用 | 避妊目的では使用できない |
保険適応 | × |
併用に注意が必要なもの | セントジョーンズワート(サプリメント) |
最大120日間の⻑期投与ができ、生理を4ヶ月に1回に調整することも可能です。
しかし、避妊効果に関する試験が行われていないため、避妊目的には使えません。
ドロエチはヤーズの後発品(ジェネリック)です。
同様の効果でコストを抑えて使用することが可能です。
項目 | 説明 |
---|---|
メーカー | あすか製薬株式会社 |
効果 | 生理回数を減らせる、PMS改善に最も効果がある |
メリット | 副作用が少ない |
デメリット・副作用 | 避妊目的では使用できない |
保険適応 | × |
併用に注意が必要なもの | セントジョーンズワート(サプリメント) |
項目 | 説明 |
---|---|
メーカー | Pfizer Limited |
効果 |
|
メリット | 低用量ピル/超低用量ピルが使用できない方でも使用ができる |
デメリット・副作用 |
|
保険適応 | × |
併用に注意が必要なもの | セントジョーンズワート(サプリメント) |
ミニピルの避妊効果は正しく服用した場合、99%以上に達します。
ただし、3時間以内の飲み忘れ、下痢や嘔吐などがあった場合は、93%ほどになってしまいます。
そのため、確実に避妊効果を求めるのであれば低用量ピルのご使用がオススメです。
しかし、副作用についてもしっかり理解しておかなければなりません。
ミニピルの副作用は、不正出血が比較的起きやすいことです。
これは、ミニピルの成分には、子宮内膜を薄く保つ効果があり、子宮内膜が容易に剥がれやすくなるためです。
ただし、ミニピルの飲み始めには20〜30%ほどの方が、不正出血を起こすとされています。
決して珍しい副作用ではないので、ご安心ください。
ノリディ同様の効果が得られます。
効果の優劣はなく、人によって相性があります。
どちらかで不正出血が気になる場合は切り替えてお使いください。
項目 | 説明 |
---|---|
メーカー | Gedeon Richter Polska Sp. z o.o. |
効果 |
|
メリット | 低用量ピル/超低用量ピルが使用できない方でも使用ができる |
デメリット・副作用 | 必ず同時刻に内服の必要あり 不正出血をしやすい |
保険適応 | × |
併用に注意が必要なもの | セントジョーンズワート(サプリメント) |
\低用量ピルは1日76円から/
オンライン診療で相談する続いて、目的に合わせたおすすめな低用量ピルを紹介します。
診察の上で最適なピルを処方させていただきますが、参考にされてみてください。
トリキュラー・ラベルフィーユ・マーベロン・ファボワール・ミニピルは避妊目的で使用できる低用量ピルです。
飲み忘れがない限り基本的に避妊することが可能です。
また、避妊効果のみならず、
ピルを内服していると避妊効果以外にも女性にとって嬉しい効果が他にも得られます。
基本的に、以下全ての低用量ピル・超低用量ピル・ミニピルが生理痛の緩和が期待できます。
合う合わないの個人差もあるので、使い始めについては色々なピルを試してみることもおすすめしています。
以下がニキビ改善や美肌効果が特に期待できる低用量ピル・超低用量ピルです。
避妊効果や生理でのお困りごとがなくても、美容目的で使用する方もいらっしゃるケースもあります。
内側から美しくなるためにピルを使用されることも検討されてみてください。
基本的に以下全ての低用量ピル・超低用量ピル・ミニピルがPMSの緩和が期待できます。
特にヤーズ・ヤーズフレックス・ドロエチなどの超低用量ピルがおすすめです。
以下は月経困難症治療として保険適応されるお薬です。
婦人科を受診し、検査や毎回の診察が必要になります。
また、ピル処方は保険診療と自費診療では総額で必要となる費用がさほど変わらない、または自費診療の方が安いことも多いです。
保険診療だから安いということもない点を覚えておいてください。
日本では発売されていませんが、欧米では低用量ピル・超低用量が使用できない
に対してはエストロゲンが含有されていないミニピル(ノリディ・セラゼッタ)が避妊目的・生理痛改善目的で使用可能です。
取り扱いのない医療機関も多いので、予め確認してから受診するようにしましょう。
低用量ピルは生理痛の緩和や避妊ができるなどのメリットもあり、服用を止めることで妊娠も可能です。
避妊や生理不順の解消などの効果以外にも不正出血などの副作用もあるので、リスクについても知っておきましょう。
ここでは、低用量ピルに関するよくある質問についてご紹介していきます。
低用量ピルの服用歴があっても妊娠のしやすさに影響することはありません。
低用量ピルを飲んでいる間はピルに含まれる卵胞ホルモンと黄体ホルモンの作用により、排卵が起こらない状態になります。
また、以下の作用により、避妊効果が得られるわけです。
低用量ピルを内服している間は排卵が抑制されていますが、内服をやめると排卵が始まり妊娠できる状態になります。
ピルに含まれる成分が体内に蓄積することもなく、服用を中止してすぐに妊娠した場合でも赤ちゃんへの影響はないと言われています。
低用量ピルの服用を中止してから生理が回復するまでの期間は、3〜4ヶ月と言われています。
生理が再開するまでには個人差があり、服用中止後1ヶ月で再開する方や3ヶ月ほどかかる方もいます。
もし低用量ピルを中止しても生理がこない場合は、下記の原因が考えられます。
低用量ピルを内服する前から生理不順があった方は、服用中止後も生理が遅れることがあります。
生理予定日を過ぎても2週間以上遅れている場合は、医師の診断を受けましょう。
また、低用量ピルの内服中止後に排卵が起こるので、性行為があると妊娠による原因も考えられます。
体温が高い状態が続いたり、眠くなったり、倦怠感があったりなどの症状が続く場合は妊娠の可能性が高いです。
生理予定日の1週間前後を目安に妊娠検査薬で妊娠検査を実施しましょう。
低用量ピルの副作用には、下記のようなものがあります。
低用量ピルを飲み始めてから1〜2ヶ月ほどは、吐き気や頭痛などの生理前に感じる不快感がありますが、飲み続けるうちに症状は治ってきます。
また、不正出血や経血量の変化などがみられることがありますが、2ヶ月ほどで症状が落ち着くことがほとんどです。
低用量ピルを飲み始めてから頭痛や嘔吐、不正出血などの症状がひどい場合や長く続く時は医師に相談してください。
頻度は少ないものの命に関わる重大な副作用として「血栓症(血管の中で血液が固まりができて血管をつまらせる病気)」があります。
血栓症の発症確率は以下の通りです。
リスクが上昇すると言っても、実際に発症するリスクは限りなく低く、特に「血栓症で死亡する確率」となると「交通事故で死亡する確率」の方が高いくらいです。
上記の様にリスクは非常に低く、過度に心配する必要はありませんが、万が一以下のような症状が出現するようであればすぐに病院を受診してください。
なお、血栓症を引き起こすほかの主な原因として、以下があります。
特にタバコはリスクが10倍以上にも上がるため注意が必要です。
35歳以上で1日15本以上のタバコを吸う方は、血栓症のリスクが高まるため低用量ピルの服用ができません。
「低用量ピル=太る」と感じている方もいるかもしれません。
しかし、低用量ピルが直接影響して太ることはありません。
低用量ピルを服用することで太ると言われる理由は、むくみと食欲増進です。
低用量ピルの副作用の一つに「むくみ」があり、むくみによって体重が増加したと感じることがあります。
また、黄体ホルモンの作用の食欲増進により、食べ過ぎてしまうことで体重が増加することも考えられます。
避妊効果が確実に期待できるのは、服用開始から8日以降です。
内服を始めて7日間はコンドームを併用するなど、別の避妊方法も併用して避妊してください。
正しく服用していれば、2シート目以降は1日目から避妊効果があります。
ただし、ピルの避妊率は99%であり100%ではありません。
飲み忘れがない場合も妊娠する確率は0.3%と言われており、飲み忘れを含めた場合の妊娠率は9%です。
飲み忘れの頻度が多くなると妊娠の確率も高くなります。
また、低用量ピルの服用で避妊できる確率は上がりますが、性感染症は予防できません。
性感染症を予防するためにもコンドームを使用することが大切です。
低用量ピルは通販サイトでも販売されています。
通販サイトで販売されている低用量ピルは、個人輸入されたものが販売されているケースが多いです。
そのため、安全性は保証されていません。
安全性が疑わしい低用量ピルを服用することで、期待された効果が得られず、副作用が強く出てしまうこともあります。
個人輸入の薬品の成分が分からない場合、副作用に対して正しい判断を下すことが困難な場合もあるため、医療機関の診察を断られることも少なくありません。
低用量ピルを服用できる条件やリスクを知らずに、値段の安さだけで通販サイトを利用するのはやめましょう。
低用量ピルは、主に産婦人科から処方を受けることで購入が可能です。
ただし、全ての産婦人科で処方されるわけではありませんので、ピルの取り扱いのあるクリニックの受診もご検討ください。
プライベートクリニックでは、始めてピルを使用される方でも初回からオンライン診療で全国どこでもピル処方の診察を受けていただくことが可能です。
オンライン診療は待ち時間、交通費ゼロで低用量ピルを自宅で受け取っていただくことが可能です。
忙しくてピルを取りに行く時間がない方も、オンライン診療を利用していただくことで負担なく続けていただくことができます。
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オンライン診療を受ける低用量ピルを服用することで生理不順の解消や生理痛の緩和、避妊効果などを得ることができます。
生理をコントロールできるだけでなく、ニキビや肌荒れが改善される効果も期待できるので、女性にとって嬉しい効果もあるのです。
ただし、血栓症などの命に関わる副作用もあるため、副作用の症状や知識を身につけておく必要があります。
当院ではオンライン診療で低用量ピルの処方を行なっておりますので、忙しくてクリニックに行けない方もお気軽にご利用ください。
オンライン診療で処方されたお薬は自宅まで郵送でお届けしますので、取りに行く手間もかかりません。
オンライン診療の予約は公式LINEを友達追加して、ご都合の良い日時でご予約をお取りください。
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